膀胱癌
膀胱癌は、50歳以上に多く見られる疾患です。年齢とともに膀胱癌になる可能性は高くなっていきます。男性の方が女性よりも膀胱がんのリスクは3〜5倍程度と高いです。腎盂・尿管癌と同様に膀胱内腔の粘膜(尿路上皮)に発生するがんで、タバコが原因として有名です。約80%は粘膜内にとどまる表在性の(浅い)がんですが、再発率が非常に高く、再発を繰り返すうちに膀胱の筋層まで浸潤したり、リンパ節や他の臓器に転移をすることもあります。
膀胱癌の検査
まずは尿検査や超音波検査を行い、膀胱鏡検査や必要に応じてMRIやCTといった画像検査を行います。
当院では検査機器が揃っており、速やかに診断を行うことが可能です。
膀胱癌の治療
膀胱癌が疑われれば、診断および治療目的に、全身麻酔または腰痛麻酔下で尿道から内視鏡を挿入して行う、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を行います。また、切除した標本を解析し、必要に応じて追加治療を検討します。
当院は私自身が戸田中央総合病院にて手術支援を行っており、手術までの日程もスムーズに連携が可能です。また、院長の執刀を希望される場合はご相談ください。