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糖尿病

生活習慣の欧米化とともにわが国で患者数は増え続けており、その多くは血糖を下げるホルモンであるインスリン分泌が低下してしまうこととインスリンが効きにくくなってしまうことで血糖が上がってしまう2型糖尿病がしめています。2型糖尿病では遺伝より環境による影響が多いことがわかっており、肥満、運動不足、食事内容と摂取カロリーの改善により発症しにくくなります。これらを改善することで高血圧、脂質異常症への好影響も同時にでるため、結果として脳梗塞などの脳卒中、心筋梗塞などの冠動脈疾患の予防に繋がります。逆に進行して重症化すると網膜症による視力の悪化・失明、末梢神経障害による知覚の低下、免疫力低下による感染症の合併、潰瘍形成、腎臓の機能低下により透析が必要となることもあります。

早め早めに生活習慣の改善と適切な治療をうけることが重要です。

治療としてまずは日頃の食生活、運動を始めとした生活習慣を改善することが必要です。摂取カロリーを抑えたバランスの良い食品を摂り、急激に血糖値を上げないように野菜から食べるなどの食べ方にも気をつけましょう。肥満は糖尿病の最大の原因です。適度な運動をすることで脂肪の燃焼にも繋がります。食事運動療法でも数値がなかなか下がらない方は内服を開始します。定期的に数値を測定し経過をみながら薬を調整していきます。

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