急性精巣上体炎
睾丸が腫れたりすることで痛みを伴う病気です。若い人からご高齢の方までさまざまな年齢の男性がかかる可能性があります。ご高齢の方では、重症になると熱が出て入院が必要になることもあります。若い男性では精索(精巣への血管や精管の束)捻転による症状と区別がつきにくく、捻転の場合は発症後6〜10時間のGolden time(精巣が壊死せず回復可能な時間)に整復手術を受けていただくのが望ましいため、睾丸痛がある時は早期に病院を受診しましょう。 また、若い男性では性感染症が原因であることも多いのが特徴です。
治療は尿検査で原因菌をつきとめ、原因菌に効果のある抗生剤で治療を行います。
急性精巣上体炎 よくある質問(FAQ)
Q1. 急性精巣上体炎とはどのような病気ですか?
急性精巣上体炎とは、精巣の後ろにある精巣上体に細菌感染などが起こり、炎症を生じる病気です。陰嚢の痛みや腫れが突然現れ、発熱を伴うこともあります。
Q2. どのような症状がありますか?
陰嚢の痛みや腫れ、赤み、熱感が主な症状です。歩くと痛い、触れると痛い、発熱や排尿時痛、頻尿などを伴うことがあります。
Q3. 原因は何ですか?
若い方ではクラミジアなどの性感染症、中高年では尿路感染症や前立腺肥大症などの排尿障害が原因となることが多くみられます。
Q4. 精巣が痛いときは急性精巣上体炎でしょうか?
急性精巣上体炎のほか、緊急手術が必要な精巣捻転などの病気もあります。突然の強い痛みがある場合は、できるだけ早く受診してください。
Q5. どのような検査を行いますか?
診察、尿検査、超音波検査を行い、必要に応じて尿培養検査や性感染症の検査を追加します。
Q6. 治療はどのように行いますか?
原因となる細菌に応じた抗菌薬を使用します。安静を保ち、陰嚢を支えることで痛みが軽減することがあります。
Q7. 入院が必要になることはありますか?
高熱が続く場合や強い痛みがある場合、全身状態が悪い場合には入院治療が必要になることがあります。
Q8. 治るまでどのくらいかかりますか?
適切な治療を開始すると数日で痛みが軽くなることが多いですが、腫れが完全に引くまでには数週間かかることがあります。
Q9. 不妊になることはありますか?
適切な治療を受ければ心配ないことがほとんどですが、重症例や両側に炎症が起こった場合には影響する可能性があります。
Q10. どのような場合に受診すればよいですか?
陰嚢の痛みや腫れ、発熱、排尿時痛などがある場合は早めに泌尿器科を受診してください。特に突然の強い痛みは緊急性の高い病気の可能性があるため、速やかな受診が必要です。
